よろしい、ならば戦争だ。
*このお話は鷹村さんのあの人の女性関係のお話なので、苦手な方はブラウザバックでお願いします*
「また山口先生に投げられに行って!私と山口先生どっちが好きなのよ!!!!」
もうこの質問を何回繰り返しただろう・・・。
怒鳴り、怒りながらもは内心、呆れながら思う。
「お前とも智子ともヤリてぇ・・・。」
すねた顔をしながら、山口先生に投げられてぼろぼろになった格好で、
自分の部屋の畳の上に座りつぶやくようにとんでもないことを言う、この男に、
の怒りは頂点に達する。
「それが彼女にいうことかあーーーー!!!!!」
そして畳んでおいておいた布団の上の枕を投げた。
しかし、簡単によけられる。
「山口先生のこと好きみたいだけどさぁ!じゃああたしと別れますか!?」
「別れねぇ。」
(こっの!男はっ!!!!!)
は腸が煮えくり返っていた。
このやりとりも何回目だろう・・・。
「じゃあ山口先生のことあきらめてよ!!」
が涙目になりながら言うと、
「・・・いっぷたさいせいは・・・だめか?」
「ころすぞーーーーー!!!!!」
はテーブルにあったマグカップを投げつけた。
ガシャンと壁に当たり、割れ落ちる。
「オレ様なら不便はさせん!昼も夜も!」
「そういうことじゃない!!!」
こんな言い争いが最近、鷹村が投げられて帰ってくると繰り返されるが、
それでもは鷹村と別れる気はなく、
向こうにも迷惑なので、なんとか山口先生をあきらめさせようと奮闘するのだった。
一応、鷹村もは好きでもこんな・・・最低としか言えない鷹村が好きなので。
終
2021/02/27...