それでもなんでも。













それはまぁ、何時もの出来事で・・・。





「あ〜〜〜!!鷹村さん疲れた!今日泊まってって良い?」



仕事が終り、鷹村の家に来たは何時もの様に自宅には帰らず、
鍵の開いている鷹村の部屋に勝手に上がりこみ、
鷹村の敷きっぱなしの布団の上にダイブした。


「ああ〜・・・別にかまわねぇけど・・・・。」


と、鷹村は言いながら、一度を見た眼をまた雑誌に戻す。


「ああ・・もう・・・もう・・・・。」


は泣き声と言うかぐずり声で鷹村の布団に突っ伏したままうなだれる。
そして、そんなを鷹村は何時もの様に放置し、
しばらくするとは鷹村の部屋に置いてある荷物一式から
パジャマを取り出し、顔を洗い着替え、寝る準備をした。



「鷹村さん寝るよー。」



そして、ひと組しかない鷹村の布団の中には入ると、
電気消したいからあんたも寝て。
という感じに言う。


「あ〜・・・もうねんのかよ・・。」


鷹村はそう言いながらもしぶしぶという感じにのいる布団へ向かう。


そして、鷹村はもそもそと布団の中に入り、
は差し出された鷹村の腕にいつものように
腕枕をしてもらいは鷹村に抱き抱えられるように2人は床についた・・・。







「・・・・・・・・・・ちょっと今日疲れてんだってば!!」




という声と共にどごっという音が聞こえた。


「・・・・・っ〜〜〜〜って・・・!」


そして鷹村は身悶えする。




「ってめぇなぁ!俺様の大事なもんが使い物にならなくなったらどうしてくれんだよ!!」




と、鷹村は反対側を向きそそくさと寝ようとするに叫ぶが・・。






「あたしは別にそれでも鷹村さんと一緒にいるから関係ないもん。」






はそう言った。








「・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりヤる。」







「は!?え!ちょ!!鷹村さん!!?」




自分の言葉で自分の首を絞めるのがいつものだった・・。










「やだってばーーーーーーーーー!!!」









の叫び声が虚しく響くのだった・・。

















終。


2005/01/27....