三つ巴。
「いい加減にしろよ!ちゃんはあんたのもんじゃねぇんだよ!!!!!」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
ある日突然、木村が切れた。
「あんだよ。は俺のもんだろうが。」
しかも鷹村相手に。
「・・・・・・・・・・・・・・は?」
そして状況を把握出来てない要の人物がここに・・・・。
(・・・な、何・・・?あたし・・・?)
は今日も平穏にジムでバイトしていたのだが
突然少し離れた鷹村と木村の所からそんな言葉が聞こえてきた。
しかもそれは続く。
「何であんたのもんなんだよ!!!
っ・・・俺だってなぁ・・・ちゃんの事が好きなんだよ!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
は持っていた書類をバサッと落とした。
そして顔を赤くする。
「そんなん知るか。ジムに入った時からは俺様のもんなんだよ。」
と、鷹村は言う。
しかも・・・・。
「ちょっと待って下さい鷹村さん。その話なら俺も口挟みますよ。
俺も・・・の事好きなんで・・・・・・・。」
と、宮田も鷹村、木村の元に参戦してきた。
「何でが鷹村さんのものなんです?がそう言ったんですか?」
「うるっせぇな!!ジムの物は俺様の物だ!」
と、鷹村がジャイアニズムを口にした。
(何・・何・・・この人達何を話してるの・・・・!?)
は訳が分からず真っ赤になって立ち尽くしていた。
「そんな馬鹿げた理屈が通るかってーの!!!冗談じゃない!」
すると、木村は怒鳴る。
「・・・・・前々から思ってましたけどこの辺でそろそろはっきりさせた方が良いですね。
こうなったら・・・・に誰が良いか聞きましょう。」
すると宮田がそう言った。
「え・・・・・・・・。」
はその言葉を聞いて焦る。
「ああ・・そうだな。それが良い。」
「ああ、良いぜ。どうせ俺様だろうがな。」
「じゃあ聞きましょうか・・・・。」
すると三人がの方を見た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ザッザッザッと三人は歩いてくる・・・・。
「え・・・・・・え・・・・・・え・・・・。」
は思わず後退りする・・・。
「。三人の中で誰を選ぶ?」
そして宮田がそう言った・・・・・・。
「はっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
そこはの部屋のベッドの上だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・あたしもうジムに行けない・・・・。」
そこには打ちひしがれるの姿があった・・・・。
終。
2004/04/18....