バンソウコウ。
〜鷹村さんの場合〜
ジムでダンボールをたたもうとしていたは
ハサミをカッター変わりにしようとして
片方の刃をダンボールのガムテープを張られた境目に。
もう片方を自分の手に握りガムテープを切ろうと力をいれた。
そんな事をすれば当然。
「あ。」
手を切るに決まってる。
切った後で「馬鹿だなぁ・・あたし・・。」
と、思う。
そんな事を思っていると
指先から血があふれた。
鷹村さんの場合。
「救急箱どこだろう・・・。」
は誰かに聞こうと廊下に出た。
すると。
「あ、鷹村さん。」
「あ?」
鷹村の後姿が見えて声をかけた。
「なんだ〜?」
鷹村は振り向く。
「すいません、指切っちゃったんで救急箱ってどこですか?」
そんな鷹村に近づきは血が溢れる指を見せて言う。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
そんな指を見て鷹村は・・・・・・。
にぃ〜と笑った。
「!」
とがその笑みに嫌な感じを感じたときだった。
ガッと手首を掴まれた。
そして次に出た言葉は・・・・。
「俺様が舐めてやるよ。」
だった。
「結構ですーーーーー!!!」
やっぱり!と、思いつつは叫んだ。
あの笑みを見た時に嫌な予感はしていた。
「まぁまぁ、遠慮すんなって。舐めた方が早く治るんだぞ。」
と、言いながらぐっとの指を口元へ持っていく。
「そんな事あるわけないじゃないですか!?
口の中はバイキンだらけなんですから余計悪化しますよ!!!」
放してーー!!とは体ごと手を引っ張られてる方向と
反対へ力をいれながら叫んだ。
「うるっせぇな!俺様が舐めれば治るんだよ!」
と、鷹村は言う。
そして、力比べで勝てるはずもなくの指は鷹村の口へ・・・・・・
「!」
その瞬間ある事が閃いた。
「あ!てめぇ!!」
それは手をぐーにすることだった。
そうすれば舐められる事は無い。
「・・・・・・・・・・。」
にぃ。と笑ったに、むむむ・・と鷹村の眉間に皺が寄る。
「ほら、もう放してくださいよ。」
そしては言う。
しかしそこは転んでも只では起きない鷹村・・・。
「・・・それならこぶしごと食ってやる!」
とのこぶしを、あーと大口を開け口の中にいれようとした。
「ぎゃああああ!!!ちょ!ちょっと鷹村さん!!!」
は叫ぶ。
「いやーー!!!誰かーーーー!!!宮田君ーーーー!!!」
そしてまたもや宮田に助けを求めるなのであった・・・・。
終。
2004/08/07....